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腰椎分離症の術後経過 [健康]

今日は、先日からご紹介している、腰椎分離症の手術後の経過をお話しますね。


今回受けた手術は、腰椎後方固定術と言う手術ですが、僕が手術を受けた病院は腰の部分を切開するのではなく、4か所ほどの穴をあけ、そこから内視鏡を使ってボルトで固定をするという手術だったので、術後も傷口の痛みで悩まされることは殆どなく、傷口を押すと痛いという程度のモノでした。


ただ辛かったのはやはり寝がえりを打ったり、ベッドの上に座ったり、立ちあがろうとする時の腰の痛みでした。


誰でも経験する寝がえりを打つ時に腰をひねったり、お尻をちょっと浮かすという動きで痛みが出るのです。その痛みはやはり表面的なものではなく、正に骨にボルトを入れた感じ(笑)の思わず声が出てしまうような痛み、体の骨にいかにもダメージを与えたような痛みと言うのでしょうか?うまく伝えることができません。


そして立ち上がってしまえばいいのですが、立ちあがり際の骨がきしむような痛みがありました。だからトイレに行き、便座に座る時、立ち上がる時に毎回その痛みを感じていました。


それと幸いまだ「くしゃみ」は術後一度も出ていないのでいいのですが、軽く席をしただけでも腰に響くのです。だからもし風邪でも引いたら恐ろしいことになってしまいます。そのことを考えると「くしゃみ」の腰に与える衝撃は考えたくもありません。


あと不自由なのは、腰がある程度から先、曲げることができないということです。もちろんボルトを入れているので、腰を「曲げたりひねったり」はNGなのですが、全く曲げないというのは不可能な話です。靴下をはく、ズボンに足を通す行為では最低限、曲がってしまいますので。でもそれが痛くてできないので、シャワーを浴びた後、下着に足を通すのも一苦労でした。


もうひとつ、僕は本から体が固いので、それも影響しているのでしょうね。病院のベッドをある一定の角度以上起こすとそれだけで痛みが出てくるので、食事の際もベッドから足をおろし、座った状態でなければ食事をとることができませんでした。それも長く座っていると(と言っても3分も持たない時もありました)それはそれで痛くなってくるので、食事のおおよそ半分は立って食べたりしていました(笑)


起き上がる時にはそのまま腹筋を利用して仰向けからそのまま起き上がることは先生から注意を受けていたので、必ず横になり、腕を利用して体を起こしながらベッドから足を下に降ろすという方法でベッドから降りていました。


歩くと言う行為に関しては、徐々に楽になっていったという感じです。


入院中の手術後の変化はこのような感じでした。だから手術をして大きく「良くなった」、「改善した」、「手術をして良かった」と大手を振って喜んだかと言うと決してそうではなかったというのが本音です。


また退院後の体の状況を改めて報告しますので。


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