海の森水上競技場の予算見直しは見せかけ? [東京五輪問題]
東京都は5年後に開催されるオリンピック・パラリンピックのボートやカヌーの競技が行われる「海の森水上競技場」を臨海部に整備することで話を進めています。
※http://occ2011.jugem.jp/?day=20140624より引用
※http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/ne...より引用
その整備費は当初69億円を見込んでいましたが、観客席の地盤改良工事などでなんと1038億円に膨らむことが判明したのです。
約1.5倍です。
その後会場の規模縮小や観客席の位置の変更も含め491億円まで削減したと発表した訳です。
※http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/20...より引用
今度は約半分です。そして当初予算から見れば約7倍。
位置を変更したのは地盤が弱く、腐食を引き起こす可能性があるからだと言うのです。
ある程度の専門的な知識を持っている人たちが場所の選定や見積もりを出しているのではないのですか?
ところが「海の森水上競技場の予算見直しは見せかけ?」と思わせるような内容が20日、公表されました。
海の森水上競技場の建設段階でかかる橋の撤去工事費用の38億円を五輪とは別の事業に付け替えをしていたと言うのです。
この橋はボートとカヌース競技のコース途中に架かる中潮橋と言う橋で、水路に橋脚があってコースを遮るため、橋が架かったまま会場として使うのは難しく撤去が必要になっていました。
東京都は「当初の競技場整備に必要な護岸工事とセットで橋の撤去工事を行う計画であったが、護岸工事を取りやめたため橋の撤去費用も五輪関連ではなくなり、もともとやろうとしていた環境局が持つことになった」と説明しているのです。
しかし、このもともとやろうとしていた事業とは、有明から中潮橋までを結ぶ道路の建設のことを指しているようなのですが、都は「五輪がなくても橋を架け替える予定だった」としています。
ところがこの道路も水上競技場へのアクセスを改善する狙いもあり、五輪開催決定後に本格化した事業のようなのです。
どうにもスッキリしない後付けのような説明です。
護岸工事をするにしてもしないにしても、水路に橋脚があってコースを遮るため、橋が架かったまま会場として使うのは難しく撤去が必要ということであればどの道、会場整備の上で行わなければならない工事だと思うのですが。
当初は都はこの38億円に関して、「見積もり額であっても今後の入札に影響するため公表できない」としてきました。
そして、今度は一転しての公表です。公表の理由に関しては「1038億円から半分くらいに削減した予算のほとんどが橋の撤去費用とではないかと誤解されないようにするため」だとしています。
始めから説明していればいいものを、これでは邪推してくれと言わんばかりの対応です。
しかし一連の流れを見る限りでは、体のいい言いわけを並べて、予算を付け替えただけのような印象です。
それならば38億円を正々堂々と五輪の会場に必要な費用として見積もり額に残しておいた方がまだ納得が行くというものです。
そもそも見積もり額がこれほど大幅に二転三転しているのです。そのことを差し置いて38億円の予算の付け替えをしてどうしようと言うのでしょう?
舛添知事は新国立競技場問題やエンブレム問題でも各方面の対応に対して非難を繰り返してきました。
舛添知事も同じなのか?と言う感が否めません。
※http://www.sankei.com/premium/news/150808/prm15080...より引用
このところすっかり影をひそめてしまいましたが、新国立競技場は今、どういう方向で進んでいるのでしょう?
本当に間に合うのでしょうか?
ワクワクするはずの自国でのオリンピック開催。こんなに不安の伴うオリンピックになるとは思ってもいませんでした。
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※http://occ2011.jugem.jp/?day=20140624より引用
※http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/ne...より引用
その整備費は当初69億円を見込んでいましたが、観客席の地盤改良工事などでなんと1038億円に膨らむことが判明したのです。
約1.5倍です。
その後会場の規模縮小や観客席の位置の変更も含め491億円まで削減したと発表した訳です。
※http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/20...より引用
今度は約半分です。そして当初予算から見れば約7倍。
位置を変更したのは地盤が弱く、腐食を引き起こす可能性があるからだと言うのです。
ある程度の専門的な知識を持っている人たちが場所の選定や見積もりを出しているのではないのですか?
ところが「海の森水上競技場の予算見直しは見せかけ?」と思わせるような内容が20日、公表されました。
海の森水上競技場の建設段階でかかる橋の撤去工事費用の38億円を五輪とは別の事業に付け替えをしていたと言うのです。
この橋はボートとカヌース競技のコース途中に架かる中潮橋と言う橋で、水路に橋脚があってコースを遮るため、橋が架かったまま会場として使うのは難しく撤去が必要になっていました。
東京都は「当初の競技場整備に必要な護岸工事とセットで橋の撤去工事を行う計画であったが、護岸工事を取りやめたため橋の撤去費用も五輪関連ではなくなり、もともとやろうとしていた環境局が持つことになった」と説明しているのです。
しかし、このもともとやろうとしていた事業とは、有明から中潮橋までを結ぶ道路の建設のことを指しているようなのですが、都は「五輪がなくても橋を架け替える予定だった」としています。
ところがこの道路も水上競技場へのアクセスを改善する狙いもあり、五輪開催決定後に本格化した事業のようなのです。
どうにもスッキリしない後付けのような説明です。
護岸工事をするにしてもしないにしても、水路に橋脚があってコースを遮るため、橋が架かったまま会場として使うのは難しく撤去が必要ということであればどの道、会場整備の上で行わなければならない工事だと思うのですが。
当初は都はこの38億円に関して、「見積もり額であっても今後の入札に影響するため公表できない」としてきました。
そして、今度は一転しての公表です。公表の理由に関しては「1038億円から半分くらいに削減した予算のほとんどが橋の撤去費用とではないかと誤解されないようにするため」だとしています。
始めから説明していればいいものを、これでは邪推してくれと言わんばかりの対応です。
しかし一連の流れを見る限りでは、体のいい言いわけを並べて、予算を付け替えただけのような印象です。
それならば38億円を正々堂々と五輪の会場に必要な費用として見積もり額に残しておいた方がまだ納得が行くというものです。
そもそも見積もり額がこれほど大幅に二転三転しているのです。そのことを差し置いて38億円の予算の付け替えをしてどうしようと言うのでしょう?
舛添知事は新国立競技場問題やエンブレム問題でも各方面の対応に対して非難を繰り返してきました。
舛添知事も同じなのか?と言う感が否めません。
※http://www.sankei.com/premium/news/150808/prm15080...より引用
このところすっかり影をひそめてしまいましたが、新国立競技場は今、どういう方向で進んでいるのでしょう?
本当に間に合うのでしょうか?
ワクワクするはずの自国でのオリンピック開催。こんなに不安の伴うオリンピックになるとは思ってもいませんでした。
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タグ:海の森水上競技場 見直し
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