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ダラス銃撃事件で犯人殺害したのはロボット! [事件]

アメリカ南部のテキサス州ダラスで発生した衝撃的な事件。12名の警察官が撃たれ、内5名が死亡しました。


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この事件は、最近発生した警察官による黒人射殺事件に対する抗議デモ直後に発生したものでした。


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デトロイト警察は立てこもっていた犯人、マイカ・ジョンソン容疑者(25)を制圧する為にロボットを使って殺害をしたのです。


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今のところどのようなロボットを犯人殺害に使用したのかははっきりしていないようですが、どうやら爆発物処理用に使用しているロボットを使い、犯人の元に爆発物を仕掛け、それを遠隔操作で爆破させたようです。


具体的にはロボットを使って犯人の元に爆弾を仕込んだ携帯電話を届け、犯人の耳元でその爆弾入り携帯電話を爆発させるという方法だったようです。


このようにロボットを使用し、犯人を殺害してケースはアメリカでも過去にないようです。


マイカ・ジョンソン容疑者は、犯罪歴のない同州出身の黒人の陸軍の退役軍人でした。


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母親ら家族とダグラス市の中心部から車で30分ほどの町、メスキートにあるベッドタウンで暮らしていたようで、近所でもとても感じのいい若者という印象を持たれていたようです。


マイカ・ジョンソン容疑者の自宅からはライフル銃や爆発物を製造するための材料が発見されていることから、警察では計画的な犯行で、かつ単独犯の可能性が高いと判断しているようです。


マイカ・ジョンソン容疑者は以前に米陸軍に所属し、周囲の人とあまりつきあいもあまりなかったようですが、仕事柄武器の使用に慣れていたことは間違いなさそうですね。


警官狙撃の後で立てこもっている間には、黒人男性が警察官に相次いで射殺された事件に怒りを表明し、「白人警察官を殺したい」という趣旨の発言をしていたそうです。





周囲の住民の話では、白人に対する敵意等は感じられなかったということでしたが、深層心理まではわかりません。


人種差別問題が背景にあったことは明白です。


1991年3月にもカリフォルニア州ロサンゼルス近郊で、スピード違反をした黒人男性が白人警察官らに車からひきずり出され、暴行を加えらるという事件が発生しています。


住民がビデオカメラでこの様子を撮影。全米で映像が報道され、黒人社会が猛反発したわけです。


米国の抱える根深い問題ですが、この先エスカレートしていかねばいいのですが。


それにしても、国の安全のために仕事をしていた元軍人が、同じ国の治安を預かる警察官を射殺し、かつ自身がこれまた人命を救助するために開発されたロボットにより殺害されたのです。


何ともやりきれない事件ですね。



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