SSブログ

新国立競技場の計画見直し問題。機能は陸上、サッカー、ラグビー。 [東京五輪問題]

東京五輪・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場問題が白紙撤回になりましたが、その後の計画見直し問題で、五輪後の野球場改修は考慮せず、機能は陸上、サッカー、ラグビーとする方針とのこと。


関係者に方によると、新国立の機能はあくまでも東京五輪立候補ファイルに基づくべきとの考えを示しており、そのファイルでも新国立で行う競技は同3競技となっているそうなんですね。


東京五輪立候補ファイルとは国際オリンピック委員会(IOC)理事会によって決定されたオリンピックの立候補都市が、IOCに対して提出することになっている詳細な大会開催計画文書のこと。このファイルをもとにして、IOC評価委員会による各立候補都市視察と、IOC委員へ開催計画に関するプレゼンテーションを行ったうえで、IOC総会にてオリンピック開催都市が決定される。(はてなキーワードより)


420x298xcandidate_01-420x298_jpg_pagespeed_ic_U5Le88ltoW.jpg
http://wangantower.com/?p=3607より引用



ところで先般から出ている陸上のサブトラック問題はどうなったのでしょうね?


陸上の主要国際大会を開くには、ウォーミングアップ用のサブトラックが必要になりますが、常設のサブトラックがなければ、「第3種公認競技場」の認定しか得られず、世界陸上はおろか、「第1種公認」が必要な日本選手権も開催できません。


しかし東京五輪・パラリンピックの時は明治神宮外苑の軟式野球場に仮設でサブトラックを作り、大会終了後には撤去されるということでした。


東京五輪立候補ファイルにある陸上とは「第3種公認競技場」認定のレベルでもいいということなのでしょうか?


先日も東京五輪招致推進担当課長だった鈴木知幸氏(現順大客員教授)がサブトラック問題を解決する提案をしましたね。ということは僕の中ではまだサブトラック問題は解決していないという認識でいたのですが。


鈴木氏の提案は下記の通りです。


「都は、20年五輪へ向けて現秩父宮ラグビー場を取り壊した後、臨時駐車場にし、五輪後は新神宮球場にする構想を発表した。その中で、現神宮球場を新秩父宮ラグビー場とする案が示されたが、鈴木氏は「ラグビー場の周囲に8レーンの第3種陸上競技場を整備すべきだ。サブトラックを仮設にしては新国立の陸上施設が無用の長物になってしまう」


263460970-1440138802_l.jpg
http://b.hatena.ne.jp/entry/263460970/comment/sovaより引用


サブトラック問題に関しては何が最新の情報なのでしょうね?


政府はの基本方針では「五輪後、民間事業への移行を図る」としたが、無条件ではないようです。プロ野球チームへの払い下げがNOということでもそのことはわかりますが、民間事業への移行するということはその時点で新国立競技場の運営自体が営利目的に変わると言うことです。


営利追求を目的とする民間企業で、これだけ様々な問題を抱える競技場の運営を引き受ける企業が簡単に見つかるとも思えませんが、個人的には新国立競技場という性格上、やはり国が管理することがベストのように思います。


というかここまで迷路に迷い込ませてしまったのですから、国が責任を持って施設の黒字化を検討しなくてはなりません。


始めから新国立競技場の建設を民間業者に一任していたら、これほど迷路に迷い込むことなく、採算性の見通しを立てて進捗していたのではないかと思います。


各メディアや紙面などで、独自の方法で検証した新国立競技場問題の経緯について、少しずつ内容は違っていたり、タイムラグがあったりして、今どういう状態なのかが分からなくなりつつあります。


一体今、どうなっているのでしょうね?


スポンサーリンク






nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。