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新幹線運転士の足上げ運転問題に怒り! [ニュースネタ]

驚きました。一体何を考えているのでしょう?


JR東海の東海道新幹線の男性運転士(29)が乗務中、運転台に両足を投げ出して足上げ運転をしていたことが発覚しました。


発覚したのは乗客のツイッターでした。6日午後1時55分ごろ、東京発新大阪行きこだま653号(16両編成)が掛川―浜松間を走行中、運転士が運転台に足を乗せた。運転席の正面窓に足の裏がのぞいている写真が外部から撮影され、ツイッターに投稿された訳です。


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その撮影した方、さぞかし驚いたでしょうね。だって新幹線を運転している運転士の足があるはずのない位置にあったのですから。


運転士は同社の調査に対してこのようにコメントしています。


「時速200キロぐらい出ていた。足を上げたのは10秒ぐらいで、過去にも5~6回した」


運転席で、しかも運転中にそのような体勢を取ること自体、やはり多いに問題だと言わざるを得ません。乗客の安全に対して責任を担っているという意識がまるでありません。聞いているだけで恐ろしくなります。


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新幹線には、ATC(自動列車制御装置)によって前を走る列車に近づいた場合は、自動的に減速したり、ブレーキがかかって止まるようになっているそうですから、きっと高をくくり、そのような行動をとったのでしょうけど、突発的な障害物やアクシデントに出くわせば、すぐに対応できる体勢でないことは誰もがわかることです。


日本の新幹線と言えば安全性と正確性に優れ、世界的にもとても評価の高い乗り物です。


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またサービス面でもそれは同じで、新幹線の社内清掃を担っているJR東日本テクノハートTESSEIの取り組みがハーバードビジネススクールでも高く評価され、更に今秋から米国のハーバード大学経営大学院の、MBA(経営学修士)1年生の必修科目で採用されることも決まりました。


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JR東海は「運行に支障はなかったが、不適切として乗務から外し、処分を検討している。指導を徹底していく」とコメントしています。 


私たちは通常、切符を買うところから始まり、駅員さんの対応や振る舞い、車内販売の方の接客、車内清掃の方たちの働きぶり、そして時間の正確さや運転の安全性など、すべてを一つにまとめて「新幹線」という乗り物を評価しています。


ですからその中の、むしろ一番重要な部分の安全性を担う運転士がこのような行動をとっていたら、他の部分がいくら優れていても、「新幹線」の評価はガタ落ちです。


たしか第一生命保険が発表した、「大人になったらなりたいもの」アンケートでとったランキングベスト10に、「電車・バス・車の運転士」が男の子のランキングで4位(前回5位)に浮上し、1989年の調査開始以来から最も高い順位となったとして話題になっていましたね。


確かに新幹線の運転士さんってみているだけでも憧れてしまいます。本当にカッコいいですよね。


その運転士が、運転席で楽な姿勢を取りたいと、靴を脱いで台の上に両足を投げ出していたなんて、これでは子供たちの夢をぶち壊しているのも同然です。


その運転士さんもきっと憧れてなったのだろうに。いつの頃からそんな残念な運転士さんになってしまったのでしょうね?


まさに「初心忘れるべからず」ですね。



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