アメリカ大統領選トランプ氏がまた問題発言! [新聞]
アメリカ大統領選の共和党候補、お騒がせドナルド・トランプ氏がまた問題発言しましたね。
でも今回は、もしかしたら致命的ともなりかねない問題発言です。
今回の問題発言は、銃犯罪が顕著なアメリカ国内で、銃規制を訴えているクリントン氏へ向けたものであると様々な批判が出ているのです。
この発言は、9日に行われたノースカロライナ州の集会での事でした。
元よりトランプ氏は銃規制には否定的な意見を持っていましたから、銃規制に対する反対意見を述べるのは問題はありません。
ですからクリントン氏が「個人の銃の所持を認めた合衆国憲法修正第2条を廃止しようとしている」事を自身の考えにのっとり批判するのはいいのですが。問題はそのあとです。
「クリントン氏が大統領になり、銃規制賛成の判事を指名したら打つ手はない。でも銃所有者なら何かできるかもしれない」
と発言したのです。この「銃所有者に対して行動を起こせ」と言わんばかりの発言がクリントン氏の「暗殺」を呼びかけるものだったと批判を受けている訳です。
確かに銃所有者に何かできるかも知れないと言うのは、「銃を使用して行動を起こせ」と促しているように聞こえます。
トランプ氏の陣営は「大統領選でトランプ氏に投票するよう銃所有者の結束を呼びかけたものだ」と釈明しましたが、どうにも詭弁にしか聞こえません(笑)。
クリントン陣営は、「トランプ氏の発言は危険だ。大統領を目指す人は暴力を促すべきではない」と批判していますが、最もな意見だと思います。
ところでアメリカの合衆国憲法修正第2条とは?
<規律ある民兵は、自由な国家の安全にとって必要であるから、人民が武器を保有し、また携帯する権利は、これを冒してはならない>
アメリカ合衆国が銃の所持を憲法で規定し、認めている条文です。
しかしながら連邦最高裁判所がこの問題を扱ったことはほとんどなく、憲法修正第2条の文言についての、権威ある法的解釈はまだないそうなのです。
難しい問題ですね。これだけ銃犯罪や誤使用によって小さい子供でさえも犠牲になっているのです。
でも元を辿れば、犯罪をなくし、命を守ると言う点では目的は同じなのでしょう。
銃をなくして命を守るか、銃を所持して命を守るか。
核爆弾と同じですよね。皆で持たぬようにして、平和を守ろうとするか、武器を持ち、互いに牽制しあい、均衡を保とうとするのか。
核の廃絶を訴えながらも、核の保有を止めないアメリカ。武器を持ち、互いに牽制し合うという論理なのでしょう。
皆が武器を持たずに、武力ではなく対話で解決することを目指すのなら、やはりトランプ氏の言い分は危険な考え方と思わざるを得ません。アメリカはどのように考えているのでしょう?
銃の所持が認められていない日本の国民は、今回の一件をどのように考えているのでしょう?
トランプ氏に関しては、今迄も過激とも思われるような発言の数々がありましたから、そう思わせるような布石があった訳です。
「すべてのイスラム教徒のアメリカ入国を拒否すべきだ」
「メキシコ人は麻薬や犯罪を持ち込む」
「不法移民の流入防止のためにメキシコとの国境に「万里の長城」を建設し、メキシコにその費用を払わせる。」
等々挙げたらキリがありません。
そんなトランプ氏に対しては、歴代の共和党政権で安全保障問題を担当した元政府高官ら50人が公開書簡で「投票しない」と表明したのに続き、党内穏健派のベテラン議員も不支持を表明するなど、党内からの離反の動きも続いています。
また追い打ちをかけるように10日には、フロリダ州フォートローダーデールでの集会で、「イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」を創設したのはバラク・オバマ大統領だ」と発言しています。
さらにトランプ氏は「彼はISISの創設者だ。いいか?彼が創設者だ!彼がISISをつくったのだ」と繰り返し、「そして共同創設者は、心の曲がったヒラリー・クリントンだと言っていいだろう」と付け加えました。
一方、クリントン氏の方も10日、クリントン家が設立した「クリントン財団」が、クリントン氏が国務長官を務めていた当時の国務省に対して、財団への資金提供者に便宜を図るよう働きかけていたとの疑惑を一斉に報道されています。
どこの国も政治家のスキャンダルは同じなのでしょうか?
それにしても、トランプ氏がアメリカ大統領に就任した暁には、日本とアメリカの関係はどのようになってしまうのでしょうね?
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でも今回は、もしかしたら致命的ともなりかねない問題発言です。
今回の問題発言は、銃犯罪が顕著なアメリカ国内で、銃規制を訴えているクリントン氏へ向けたものであると様々な批判が出ているのです。
この発言は、9日に行われたノースカロライナ州の集会での事でした。
元よりトランプ氏は銃規制には否定的な意見を持っていましたから、銃規制に対する反対意見を述べるのは問題はありません。
ですからクリントン氏が「個人の銃の所持を認めた合衆国憲法修正第2条を廃止しようとしている」事を自身の考えにのっとり批判するのはいいのですが。問題はそのあとです。
「クリントン氏が大統領になり、銃規制賛成の判事を指名したら打つ手はない。でも銃所有者なら何かできるかもしれない」
と発言したのです。この「銃所有者に対して行動を起こせ」と言わんばかりの発言がクリントン氏の「暗殺」を呼びかけるものだったと批判を受けている訳です。
確かに銃所有者に何かできるかも知れないと言うのは、「銃を使用して行動を起こせ」と促しているように聞こえます。
トランプ氏の陣営は「大統領選でトランプ氏に投票するよう銃所有者の結束を呼びかけたものだ」と釈明しましたが、どうにも詭弁にしか聞こえません(笑)。
クリントン陣営は、「トランプ氏の発言は危険だ。大統領を目指す人は暴力を促すべきではない」と批判していますが、最もな意見だと思います。
ところでアメリカの合衆国憲法修正第2条とは?
<規律ある民兵は、自由な国家の安全にとって必要であるから、人民が武器を保有し、また携帯する権利は、これを冒してはならない>
アメリカ合衆国が銃の所持を憲法で規定し、認めている条文です。
しかしながら連邦最高裁判所がこの問題を扱ったことはほとんどなく、憲法修正第2条の文言についての、権威ある法的解釈はまだないそうなのです。
難しい問題ですね。これだけ銃犯罪や誤使用によって小さい子供でさえも犠牲になっているのです。
でも元を辿れば、犯罪をなくし、命を守ると言う点では目的は同じなのでしょう。
銃をなくして命を守るか、銃を所持して命を守るか。
核爆弾と同じですよね。皆で持たぬようにして、平和を守ろうとするか、武器を持ち、互いに牽制しあい、均衡を保とうとするのか。
核の廃絶を訴えながらも、核の保有を止めないアメリカ。武器を持ち、互いに牽制し合うという論理なのでしょう。
皆が武器を持たずに、武力ではなく対話で解決することを目指すのなら、やはりトランプ氏の言い分は危険な考え方と思わざるを得ません。アメリカはどのように考えているのでしょう?
銃の所持が認められていない日本の国民は、今回の一件をどのように考えているのでしょう?
トランプ氏に関しては、今迄も過激とも思われるような発言の数々がありましたから、そう思わせるような布石があった訳です。
「すべてのイスラム教徒のアメリカ入国を拒否すべきだ」
「メキシコ人は麻薬や犯罪を持ち込む」
「不法移民の流入防止のためにメキシコとの国境に「万里の長城」を建設し、メキシコにその費用を払わせる。」
等々挙げたらキリがありません。
そんなトランプ氏に対しては、歴代の共和党政権で安全保障問題を担当した元政府高官ら50人が公開書簡で「投票しない」と表明したのに続き、党内穏健派のベテラン議員も不支持を表明するなど、党内からの離反の動きも続いています。
また追い打ちをかけるように10日には、フロリダ州フォートローダーデールでの集会で、「イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」を創設したのはバラク・オバマ大統領だ」と発言しています。
さらにトランプ氏は「彼はISISの創設者だ。いいか?彼が創設者だ!彼がISISをつくったのだ」と繰り返し、「そして共同創設者は、心の曲がったヒラリー・クリントンだと言っていいだろう」と付け加えました。
一方、クリントン氏の方も10日、クリントン家が設立した「クリントン財団」が、クリントン氏が国務長官を務めていた当時の国務省に対して、財団への資金提供者に便宜を図るよう働きかけていたとの疑惑を一斉に報道されています。
どこの国も政治家のスキャンダルは同じなのでしょうか?
それにしても、トランプ氏がアメリカ大統領に就任した暁には、日本とアメリカの関係はどのようになってしまうのでしょうね?
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タグ:トランプ氏 発言
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