自民党武藤議員、ツイッター問題の次は議員枠未公開株問題。

自民党の武藤貴也議員、少し前に安保関連法案の反対運動を行う若者たちに対し、「戦争に行きたくないと言うのは自分中心で、極端な利己的考え」と批判したことで問題になったばかりです。



※http://saigaijyouhou.com/blog-entry-7458.htmlより引用


その余韻も冷めないうちに今度は国会議員枠の未公開株に絡んだ金銭問題が発覚しました。


昨年10月末に知人に「値上がり確実なソフトウェア会社の新規公開株を国会議員枠で買える」とLINEで持ちかけ、資金集めを依頼したと言うのです。


そしてその知人は23人の投資家を集め、計4104万円を調達し、武藤議員の政策秘書の口座に振込。


しかし未公開株の購入はできなかった上に、調達したお金の内800万円を秘書が別の借金に流用していたことがは発覚、いまだ約700万円ものお金が未返済になっていると言うことなのです。


　武藤議員も秘書の流用や投資家たちへの未返済を認めているようですが、そもそもの発端は自身の資産運用として、知人とそのビジネスパートナーの事業資金に累計1億円を貸し付けており、それが返済されないことが原因だと釈明しています。


そもそも「未公開株」を購入できる「国会議員枠」等と言うものが存在するのでしょうか？


ラインのやり取りの内容が公表されていましたが、下記のように記されています。


「この案件はクローズだからね。正直証券会社からもうちが国会議員のために枠をおさえているのが一般に知れたら大変だとも言っています。呉々も注意してください。」


この内容からも想像がつくように、簡単に言えば、「国会議員に便宜を図っている」ということですよね。


まさに自分の借金を埋めるために、行った詐欺行為ととられても仕方のない話です。


これはハッキリさせなくてはなりませんね。


武藤議員は2012年に初当選した若い議員さんですよね。「証券会社からもうちが国会議員のために枠をおさえてる」と言う内容からすると、もう「日常茶飯事的」に同様の事が行われているような印象を受けます。


値上がり確実な未公開株を国会議員に対し便宜を図ると言う行為、どう考えても氷山の一角としか思えません。


どの証券会社はわかりませんが、今回の一件、証人喚問でもして徹底的に追及しなくてはなりませんね。


絶対に武藤議員だけの話ではないはずです。考えたくはないですが、同様のことをしている国会議員は意外と多いのではないでしょうか。


本当にいい機会です。しっかりと炙り出して、膿を出し切って欲しいですね。そうしなければ国民が納得できませんよね。野党の方たちには徹底的に追及してほしいと願うばかりです。


武藤議員、どこで道を踏み外してしまったのでしょう？今回の一件、前回の批判問題とは根本的に質が異なります。考え方や主義・思想の違いでは済まされない問題です。 このままお咎めなしと言う訳にはいかないでしょうね。


もしそれが公然と見過ごされるのであれば、只でさえ下降している安倍政権の支持率にさらに追い打ちをかけることになるでしょう。

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タグ：武藤貴也 Twitter