広島に原爆が投下されてから70回目の朝。 [ニュースネタ]
1945年8月6日、広島に人類初の原子爆弾が投下されてから70回目の朝を迎えました。
今日の平和祈念式典には過去最多となる世界100カ国とEUからも代表が参列すると言うことです。
※http://www.47news.jp/CN/200808/CN2008080601000086....より引用
子供のころに「はだしのゲン」をマンガで読みました。そして2007年にはフジテレビで放送されたドラマスペシャルでも「はだしのゲン」を見ました。本当にあまりの悲惨な出来事に涙が止まりませんでしたし、それを乗り越えて懸命にいきるゲンの姿に感動もしました。
※http://www.amazon.co.jp/%E3%81%AF%E3%81%A0%E3%81%9...より引用
※http://pignolino.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/po...より引用
十余万人もの命を奪った戦争。被爆された方の平均年齢は既に80歳を超え、被爆者健康手帳を持つ人も18万3500人まで減少したとのことです。
それでもまだ原爆の後遺症に悩まされている方がたくさんいます。
原爆による放射能の影響は爆心地から半径2~3km以内、特に900m以内にいた人に致命的な影響を与え、その多くは数日以内に亡くなっています。
また市の北西部に放射能が大量に含まれた「黒い雨」が降り、そのことが広範囲に渡り、放射線の影響を及ぼすことになった訳です。
この「黒い雨」は井伏鱒二さんの小説にもなっており、田中好子さん主演で映画にもなりましたね。その田中好子さんの演技が高く評価された作品だそうです。
※http://www.amazon.co.jp/%E9%BB%92%E3%81%84%E9%9B%A...より引用
※http://www.h6.dion.ne.jp/~himako/reviewMO/kuroiame...より引用
放射線は血液の変質を引き起こし、骨髄などの造血機能を破壊します。また肝臓など内臓などにダメージを与え、多くの人々の生命奪いました。
驚くべきは10年、20年経過してから後遺症が発症するケース、50年以上経ってから発症するケースもあると言うのです。
こういう悲惨な現実を知っているのは日本だけです。そしてこの悲惨な戦争を二度と繰り返してはならないと感じているから、世界各国からもこれだけ多くの方たちが参列するのだと思います。
しかし唯一の被爆国である日本が一貫して掲げてきた日本国憲法でも定められた「戦争の放棄」。この屋台骨が今、大きく揺らいでいます。なぜこの屋台骨が揺らいでしまうのでしょうね?
核兵器がこれだけ悲惨な結果をもたらすものだと分かっているのに、未だ所有している国があります。他国を牽制してのことなのでしょうが、全世界で一斉になくすということがなぜできないのでしょう?本当に素朴にそう思います。
今大きな問題となっている、安保法案でも政府は「核兵器は弾薬に分類され、法律上は提供可能」と言い、また後方支援の輸送任務においては「核兵器、化学兵器毒ガス兵器の輸送も法律上は排除していない」という見解を示しました。
勿論、核兵器は存在しませんし、「核兵器をもたず、つくらず、もちこませず」の非核三原則がありますから、提供はあり得ないでしょうし、輸送もないと思います。
それならばしっかりと法律上で明文化するべきです。そういう部分がすべて曖昧になっているため、また解釈のしようによってどうにでも解釈できるという点が国民を不安にさせているのだと言うことがなぜわからないのでしょう?
今、大炎上している武藤議員の言う「世界中が助け合って平和を構築しようと努力している中に参加することは、もはや日本に課せられた義務であり、正義の要請だ」というご意見、確かにごもっともな意見です。
しかし自らが核兵器を所有している国が平和を唱えること自体に異論を感じます。
世界の中での日本の立ち位置、それは唯一の被爆国であり、一番戦争の悲惨さを肌で知っている国と言うことでしょう。だからこそもっと強く、世界に発信していくべきなのではないかと思います。今日と言う日がそういう日になることを切に願うばかりです。
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今日の平和祈念式典には過去最多となる世界100カ国とEUからも代表が参列すると言うことです。
※http://www.47news.jp/CN/200808/CN2008080601000086....より引用
子供のころに「はだしのゲン」をマンガで読みました。そして2007年にはフジテレビで放送されたドラマスペシャルでも「はだしのゲン」を見ました。本当にあまりの悲惨な出来事に涙が止まりませんでしたし、それを乗り越えて懸命にいきるゲンの姿に感動もしました。
※http://www.amazon.co.jp/%E3%81%AF%E3%81%A0%E3%81%9...より引用
※http://pignolino.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/po...より引用
十余万人もの命を奪った戦争。被爆された方の平均年齢は既に80歳を超え、被爆者健康手帳を持つ人も18万3500人まで減少したとのことです。
それでもまだ原爆の後遺症に悩まされている方がたくさんいます。
原爆による放射能の影響は爆心地から半径2~3km以内、特に900m以内にいた人に致命的な影響を与え、その多くは数日以内に亡くなっています。
また市の北西部に放射能が大量に含まれた「黒い雨」が降り、そのことが広範囲に渡り、放射線の影響を及ぼすことになった訳です。
この「黒い雨」は井伏鱒二さんの小説にもなっており、田中好子さん主演で映画にもなりましたね。その田中好子さんの演技が高く評価された作品だそうです。
※http://www.amazon.co.jp/%E9%BB%92%E3%81%84%E9%9B%A...より引用
※http://www.h6.dion.ne.jp/~himako/reviewMO/kuroiame...より引用
放射線は血液の変質を引き起こし、骨髄などの造血機能を破壊します。また肝臓など内臓などにダメージを与え、多くの人々の生命奪いました。
驚くべきは10年、20年経過してから後遺症が発症するケース、50年以上経ってから発症するケースもあると言うのです。
こういう悲惨な現実を知っているのは日本だけです。そしてこの悲惨な戦争を二度と繰り返してはならないと感じているから、世界各国からもこれだけ多くの方たちが参列するのだと思います。
しかし唯一の被爆国である日本が一貫して掲げてきた日本国憲法でも定められた「戦争の放棄」。この屋台骨が今、大きく揺らいでいます。なぜこの屋台骨が揺らいでしまうのでしょうね?
核兵器がこれだけ悲惨な結果をもたらすものだと分かっているのに、未だ所有している国があります。他国を牽制してのことなのでしょうが、全世界で一斉になくすということがなぜできないのでしょう?本当に素朴にそう思います。
今大きな問題となっている、安保法案でも政府は「核兵器は弾薬に分類され、法律上は提供可能」と言い、また後方支援の輸送任務においては「核兵器、化学兵器毒ガス兵器の輸送も法律上は排除していない」という見解を示しました。
勿論、核兵器は存在しませんし、「核兵器をもたず、つくらず、もちこませず」の非核三原則がありますから、提供はあり得ないでしょうし、輸送もないと思います。
それならばしっかりと法律上で明文化するべきです。そういう部分がすべて曖昧になっているため、また解釈のしようによってどうにでも解釈できるという点が国民を不安にさせているのだと言うことがなぜわからないのでしょう?
今、大炎上している武藤議員の言う「世界中が助け合って平和を構築しようと努力している中に参加することは、もはや日本に課せられた義務であり、正義の要請だ」というご意見、確かにごもっともな意見です。
しかし自らが核兵器を所有している国が平和を唱えること自体に異論を感じます。
世界の中での日本の立ち位置、それは唯一の被爆国であり、一番戦争の悲惨さを肌で知っている国と言うことでしょう。だからこそもっと強く、世界に発信していくべきなのではないかと思います。今日と言う日がそういう日になることを切に願うばかりです。
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タグ:広島 原爆
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