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コカリナの音程 [コカリナ]

日本コカリナ協会に紹介をいただき、コカリナサークルの初練習に参加させていただきました。


コカリナを初めて手にして既に3カ月、独学で吹いていましたので、おおよその指づかいは頭に入っていました。また吹奏楽でトランペットを吹いていたので、譜読みもさほど苦労することもなく比較的簡単な曲はいい加減なレベルでしたが、少しは吹けるようになっていました。


勿論吹奏楽をしていたので、本来であればチューナー等を利用してコカリナの音程に気を遣ってしかるべきでしたが、自分の頭の中に「単なる笛」と言う先入観があったのでしょうね(笑)。その時には漠然と曲になっていれば満足だったのです。


さてコカリナサークルで初めて音出しをさせてもらい、簡単な曲を吹いた時、先輩の方から「あれ?」と言う言葉が・・・・


それって「ド=Cの音じゃないよ」と指摘されたのでした。そう。僕が「ド=C」だと思い込んで吹いていた音はBだったのです。何ていうか、僕が最初に購入したコカリナは、今思えば、全般的に音程が低いコカリナで、その当時軽く息を吹き込んで自然に出た音が「B」だったんです。


ちょっとショックでした(笑)


さっそくコカリナの正しい「ド」の音程をチューナーを使用して教えていただき、音階の練習をしました。この時に「コカリナって意外に難しいかもしれない」と率直に思いました。


少しずつ、吹奏楽に真剣に取り組んでいた時に何を練習していたのか、蘇ってきました。コカリナも同じでした。気温が違えば同じ息の量でも音程も変わってくるし、それを合わせることができるようロングトーンなどの基礎練習も必要です。タンギングやブレスもそうです。どれもこれも懐かしい記憶です。何と言っても吹奏楽から遠ざかって30年強の歳月が流れていたのですから。


そしてもう一つ。実は僕が最初に購入したコカリナは「紫檀」と言う硬い木で出来たコカリナでした。とても気に入っていました。購入当時は日本コカリナ協会の存在も知りませんでしたので、ネットで最初に見つけたコカリナの中から自分で選んで購入したものでした。


しかし先輩方がお持ちのソプラノコカリナはすべて日本コカリナ協会から購入したコカリナで、ほとんどが「くるみ」の木で出来たコカリナだったと思います。


そうなんです。コカリナは木の素材によっても音色が違うんですね。僕の購入した紫檀は軽ろやかで、明るく、硬い音色でしたが、くるみはもっと柔らかく、暖かい音色なんですね。僕は両方とも音色は好きでしたが、皆さんと合奏するとなればやはり同じ素材で出来たコカリナの方がいいですよね。


その時には既に僕の気持はコカリナにさらにはまりこんでいましたので、これから先のことも考えて、新しくソプラノのトリプルを購入することにしたわけです。


今日はこのあたりで終わりです。



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タグ:コカリナ
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