ダウン症の方へのアンケートで幸福度は9割以上! [その他]
ダウン症のある人たちを対象にした初の大規模アンケートの結果が発表されました。アンケートに回答したのは12歳以上の852人です。
その結果を見てまだまだ世間も捨てたものでもないなと言うことを感じました。
アンケート結果の一部は以下の通りとなっています。
「毎日幸せに思うことが多い?」
はい…71.4% ほとんどそう…20.4%
なんと二つを合わせると「幸せに思う」は9割を越えています。
「仕事をしていて、満足な気持ちがありますか?」
はい…66.0% ほとんどそう…21.7%
こちらも合わせると9割に手が届きそうな数字です。
どれだけの人がこの質問に自信をもって「はい」と言えるのでしょうね?
ダウン症は、生まれつきの染色体異常です。人間の細胞には、遺伝にかかわる染色体が46本あるそうなのですが、ダウン症の場合はそれが1本多いそうで、約800~1000人に1人の割合で生まれているそうです。多くの場合、知的な発達に遅れがあって、ゆっくりと成長するとのこと。
ダウン症はよくエンジェルベビー等とも言われていますね。僕の廻りにもいらっしゃいます。そのご家族がお店をしているのですが、いつもお手伝いしています。時には不機嫌そうな顔をしていることもありますが、多くはニコニコしながら自分に与えられて仕事をしています。ご両親とのやり取りを通りすがりに見かけることがありますが、とても微笑ましく思います。
今回の質問には「お父さんやお母さんは自分のことを大事に思ってくれていると感じるか」といった質問もあったようですが、その質問にも8割の人が「はい」と答えているのです。
19歳以上の人の7割以上が、一般企業や作業所などで働いていますが、それらの人たちは働きながら、満足を感じているというのですから、ダウン症に関しては周囲の人たちからも受け入れられていると言うことなのでしょうか。ダウン症と言う障害の特徴がそうさせているのでしょうか?
諏訪中央病院の医師である鎌田氏はダウン症の人は、「みんな元気で明るく、1人いるだけで周囲の空気を良い方向へ変える力を感じる」コメントしています。
そういう不思議な力が周囲の人たちをそうさせているのかもしれませんね。
ダウン症には根本的な治療はなく、またダウン症の二次障害として起こりうる病気を予防・治療する薬物療法も現状ほとんどないそうです。
現在、妊婦さんの血液からダウン症など、胎児の染色体を調べることができるようになり、もしダウン症であることが判明した場合、中絶を選ぶ人も多いということもわかってきているといいます。
難しい問題です。命を宿した時点で子供の人生がスタートします。
今回のアンケート結果を見ると確かに勇気付けられますね。
周囲の理解とサポートがあるとは言え、育てるのはご両親です。中にはそういうサポートを受けられない環境で育てていかなくてはならないのかもしれないのです。経済的な問題も無視できません。そのことを考えるとき、周囲がどうこう言えるような問題ではないという気持ちにさせられてしまいます。
でもこう言う情報がもっともっと広がり、ご両親がせっかく授かった命を前向きに考えられるような世の中になればいいですね。
障害はダウン症だけではありません。まだまだ障害者の人たちに優しい社会とは言えないのが実情だと思います。
確かに普段から障害を持たれている人たちと接する機会が殆どの人はありません。
そう言う機会がもっと増えればいいのですが。
でもきっと障害を持たれている人たちや関係者の人たちはそう言う発信をしているのでしょうね。
もっと健常者の人たち自らそう言う発信を敏感に感じて、関わって行かなくては、歩み寄っていかなくてはならないですよね。
スポンサーリンク
その結果を見てまだまだ世間も捨てたものでもないなと言うことを感じました。
アンケート結果の一部は以下の通りとなっています。
「毎日幸せに思うことが多い?」
はい…71.4% ほとんどそう…20.4%
なんと二つを合わせると「幸せに思う」は9割を越えています。
「仕事をしていて、満足な気持ちがありますか?」
はい…66.0% ほとんどそう…21.7%
こちらも合わせると9割に手が届きそうな数字です。
どれだけの人がこの質問に自信をもって「はい」と言えるのでしょうね?
ダウン症は、生まれつきの染色体異常です。人間の細胞には、遺伝にかかわる染色体が46本あるそうなのですが、ダウン症の場合はそれが1本多いそうで、約800~1000人に1人の割合で生まれているそうです。多くの場合、知的な発達に遅れがあって、ゆっくりと成長するとのこと。
ダウン症はよくエンジェルベビー等とも言われていますね。僕の廻りにもいらっしゃいます。そのご家族がお店をしているのですが、いつもお手伝いしています。時には不機嫌そうな顔をしていることもありますが、多くはニコニコしながら自分に与えられて仕事をしています。ご両親とのやり取りを通りすがりに見かけることがありますが、とても微笑ましく思います。
今回の質問には「お父さんやお母さんは自分のことを大事に思ってくれていると感じるか」といった質問もあったようですが、その質問にも8割の人が「はい」と答えているのです。
19歳以上の人の7割以上が、一般企業や作業所などで働いていますが、それらの人たちは働きながら、満足を感じているというのですから、ダウン症に関しては周囲の人たちからも受け入れられていると言うことなのでしょうか。ダウン症と言う障害の特徴がそうさせているのでしょうか?
諏訪中央病院の医師である鎌田氏はダウン症の人は、「みんな元気で明るく、1人いるだけで周囲の空気を良い方向へ変える力を感じる」コメントしています。
そういう不思議な力が周囲の人たちをそうさせているのかもしれませんね。
ダウン症には根本的な治療はなく、またダウン症の二次障害として起こりうる病気を予防・治療する薬物療法も現状ほとんどないそうです。
現在、妊婦さんの血液からダウン症など、胎児の染色体を調べることができるようになり、もしダウン症であることが判明した場合、中絶を選ぶ人も多いということもわかってきているといいます。
難しい問題です。命を宿した時点で子供の人生がスタートします。
今回のアンケート結果を見ると確かに勇気付けられますね。
周囲の理解とサポートがあるとは言え、育てるのはご両親です。中にはそういうサポートを受けられない環境で育てていかなくてはならないのかもしれないのです。経済的な問題も無視できません。そのことを考えるとき、周囲がどうこう言えるような問題ではないという気持ちにさせられてしまいます。
でもこう言う情報がもっともっと広がり、ご両親がせっかく授かった命を前向きに考えられるような世の中になればいいですね。
障害はダウン症だけではありません。まだまだ障害者の人たちに優しい社会とは言えないのが実情だと思います。
確かに普段から障害を持たれている人たちと接する機会が殆どの人はありません。
そう言う機会がもっと増えればいいのですが。
でもきっと障害を持たれている人たちや関係者の人たちはそう言う発信をしているのでしょうね。
もっと健常者の人たち自らそう言う発信を敏感に感じて、関わって行かなくては、歩み寄っていかなくてはならないですよね。
スポンサーリンク
タグ:ダウン症
コメント 0