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70回目の終戦記念日を迎えました。 [テレビ]

1945年8月15日、天皇陛下の玉音放送で戦争に終止符が打たれました。


P1110271.jpg
http://rimbow.ti-da.net/e5185683.htmlより引用


今日で70回目の終戦記念日を迎えたことになるわけです。

戦争経験者の方たちの手記やインタビューでも「これで助かったんだ」と言うコメントを数多く見聞きしました。悲惨な戦争ではありましたが、まさに「終戦記念日」です。

安保法案をめぐり、まだまだ予断を許さない状態ではありますが、これだけ若い人たちも巻き込んで戦争と言う過去の悲惨な出来事がクローズアップされ、考える機会が出来たことは副産物かもしれません。

そんな中で戦後70年の安倍談話が閣議決定されました。「侵略やおわび」といった言葉が入っていない等問題になりましたが、談話の中には入っておりました。

きれいにまとめた文章と言う印象を受けました。しかしながら安倍首相自身の思いや考えがあまり感じられませんでしたね。

先の村山談話の方がまだ言葉も簡単で理解しやすく、「私は引き続き誠実に対応してまいります」など主語がハッキリしていましたね。それと比較すると何か歴史を並べただけで、安倍首相の個人的な考えや思いを感じられるものではありませんでした。素朴な感想です。

今日の夜、フジテレビで「終戦70年ドキュメント:私たちに戦争を教えてください。~5人の若者が戦争経験者に直接話を聞き、戦争を知る」が放送されます。

この中で有村架純さんが話を聞く「白旗の少女」比嘉富子さんのお話は、2011年9月にドラマでも放送されました。未だに記憶に残っており、涙が止まらなかったことを覚えています。


The_girl_with_the_white_flag,_John_Hendrickson.jpg
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E6%97%97%E...より引用


主人公の比嘉富子さんは本屋で何気なく取った写真集の1枚に白旗を掲げて手を振る少女の写真を見つけます。それが紛れもない自分であることに気づき、そこから悲惨な戦争の記憶が蘇ってきます。

要所要所に家族愛や兄弟愛、戦争の悲惨さや、人の優しさ、潔さがちりばめられています。

たった一人で戦場を彷徨い、最後にアメリカ軍に白旗を掲げながら、かつて父親に言われた言葉を思い出し、顔を上げ、笑顔見せ、手を振りながら投降する比嘉富子さんの姿が目に焼く付いていますね。その時の姿が撮影されたそうですね。怖い気持ちを封じ込めて、笑顔を作る姿に本当に泣かされました。

「生き延びたのが罪」だなんて本当に悲しすぎます。

ご覧になられていない方には、是非見てほしい作品です。


cab07f97d57da36ab73009228e5289bb.jpg
http://blog.goo.ne.jp/gooeichan/e/6295884211614116...より引用


他にも辛い特攻をはじめ戦争経験者の方の話が紹介されます。僕もしっかりと心に焼く付けたいと思います。



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